比率の話

秋来ぬと、目にはさやかに見えねども・・・

とまぁ、秋を五感で感じられるようになってきましたね🍁

空気が澄んでいるというか個人の主観です。えぇ。



白銀比


今回はテーマでもある"比率"について。


比率というと1:1みたいな割合を表す時に使うものですが、よく街で見かけるものやデザインは、この比率が大いに関係しています。


普段よく目にするA4の紙やノート。


これは1:√2という"白銀比"と呼ばれる比率で構成されております。

数字換算すると1:1.414・・

コピー用紙を縮小してもきちんと収まるのはこの比率を元に作られているからです!


また、正方形の一辺と対角線の比も1:√2であり、このことが日本人に非常に馴染みがいいのです!!

日本古来の建築様式に用いられてます。これは日本人が、より合理的かつ実用的に資材を活かし、円に内接する面積を最大限に発揮するために考えられたものが始まりだそうです。


つまり僕たち日本人の潜在的意識の中に白銀比の比率が根付いているのかもしれませんね。


アニメのキャラクターも結構この比率を用いて描かれてます。トトロやドラえもんに見るキャラクター像は日本人に受け入れやすいのだと思います。


黄金比



逆に、海外で好まれるのは1:1.618の"黄金比"
です。

海外の建築様式ではこの黄金比が常で、ピラミッドやミロのヴィーナス、パルテノン神殿など、装飾や華美に着目し、よりデザインとしての強さを感じさせます。


リンゴに見るフィボナッチ数列など、自然が合理的に選択する事象から生み出された比率だそうです。


近年はwebサイトや広告、看板など様々なプロダクツにこのことが取り入れられています。


僕たちが作るヘアデザインもそういった比率を感覚的にまた、意図的に昇華して向き合っています。


顔や骨格のバランス。奥行き。髪の長さと顔、身長とのバランスなどなど。



また詳しくは今後のブログで綴っていきますのでチェックしてみてください!

では!

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