髪とオノマトペ
言葉が持つ力はとても偉大だ。
とかく日本語には単語ひとつで様々な表現ができるし、一単語に複数の意味を持つものもある。
このタイトルにもあるように髪を通して表現されることの多いオノマトペと、その先にある自分なりの思いを綴っていこうと思います。
[若さを表現するオノマトペ]
若さを表現するオノマトペをいろいろ考え調べてみたところ、意外な共通項があると気づきました。
「うるうる、ピチピチ、ぷるぷる、もちもち
etc・・・」
子供や、若い子をみてこんな言葉を発したことはないだろうか?
このオノマトペに共通することは何か?考えてみら、
「水分をふんだんに含んでいる状態をイメージさせられる」
と気づいてしまった。
このことを思うと、若さ=水分という図式が完成するのではとさえ思う。もちろんこれらの言葉だけでは括れないとは思うが。
髪に置き換えてみてもこのことが当てはまる。
髪がぷるぷるの人、髪がうるうるの人という表現は髪が綺麗で瑞々しい印象を与え、プラスの意味合いに取れる。十分な手入れと保湿が髪にまで行き届いてる状態を想像し、結果として若さを連想させます。
[見た目を表すオノマトペ]
若さを表現するものと類似してしまうが、見た目のオノマトペとしては、
「ピカピカ、サラサラ、ツヤツヤ、フワフワ、ツルツル、キラキラetc・・・」
質感に対しての印象が強いですね。
この見た目の言葉もプラスの意味合いが強く、女性が言われたら嬉しい言葉ですよね。
こうしてみると、日本人の髪に対しての表現は、こうしたオノマトペで表すと、とても感覚的にそして、質感を想像できるものとして意味をなしているのですね。
このことを思い、僕らもより感覚的に女性が「これ好き!」と思えるヘアスタイルやヘアデザインひいてはヘアケアにまで着手できることこそが大切なのかななんて思ってます。
男性美容師はもっとこうしたオノマトペに敏感に反応できるようにと戒めを込めて・・・
追伸
世の中は需要と供給でできていると痛感する日々を過ごしてます。
生産者と消費者、ニーズとウォンツ、買うと売る、男と女などなど。
そこに存在するファクターとは、世の中には必ず反対が存在するということ。
日々学びですね💧
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