才能の正体
誰しもが1度は妄想の世界で描いた、ヒーローやヒロインになってる自分。子供の頃はアニメのキャラクターよろしく登場人物になってみたり、少し成長すると自分にはない才能に嘱望したりと...自分という才能に落胆するばかり。
そんなネガティブ発言をしたくて綴るわけではなく、近年の急速な時代の変化に伴い、インターネットが我々の見る世界を想像以上に拡張し、様々な領域で知見を広めることができるようになってきた。
とかく近年のインターネットの世界は"才能"で溢れかえっていると思う。
SNSで人の心に留まる文章を綴ったり、人を惹き付ける動画を編集したり、また特技を披露したり、おしゃれ写真を撮りまくったりと世の中とは才能のある人しかいないのではとさえ感じる。
裏を返せば誰しもが皆平等に才能を開花できるプラットホームが整ったのかもしれません。今までは一部の人の一部の人によるものが、垣根がなくなり世界が広がり今や誰しもがヒーローやヒロインになれる時代になった。世の中が以前より見える化され、今までの当たり前はもう当たり前ではなく、これからもより進化し続けると思う。
かと言ってそんな新しい時代のヒーローやヒロインは急に出てきたのかと言うとそうではないと思う。
今日やったからといって花開くものでもなく、ちょっとやってみたらなんかうまくいったということには終わりが見える。小手先の道化は脆く剥がれやすい。
いつの時代になっても変わらないことはやり続けたその先にあるものが"才能"であり、"個性"である。
"好き"という感情に理由はいらないかもしれない。でも"好きでい続ける"には努力が必要だと感じる今日この頃。その中での創意工夫こそが新しい可能性を生み出すのかもしれませんね。
彼の見つめる先が豊かに彩られるようにと...
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